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投稿者: 編集部 投稿日時: 2007-2-8 2:01:00 (936 ヒット)

ロシアでは次々と企業が株式公開を計ろうとしている。

AFKシステマのハイテク部門Sitronicsも株式公開を目指しており、7日国際預託証書(GDR:Global Depositary Receipt)を12ドル、株式を0.24ドルで株式公開することを発表した。

IPOでは16億7500万株を売りに出すことになり、これは発行株式の17.5%にあたる。

Sitronicsは、ロンドン証券市場にGDRを、そしてロシアのRTS市場及びMICEX市場で株式を上場させる。

その他にも希少メタル大手のPolymetalもIPO時の株価を7.75ドルとすることを発表している。

Polymetalは国内でも希少メタルを取り扱う大手企業で銀生産では国内トップシェア、そして金生産でも第2位と上位につけている。

PolymetalもIPOは国内ではRTS及びMICEX、そして海外ではロンドン証券市場を予定している。IPOでは30%分となる4400万株を売りだし、その後、新たに4400万株の新規発行も行う予定。

IPOに成功すると同社は5億ドル強を市場調達することになり、企業としての株式価値は最終的には23億〜30億ドルになると見られている。


投稿者: 編集部 投稿日時: 2007-2-8 2:00:00 (841 ヒット)

RTSインデックスが6日に過去最高を更新した。インデックスは1920ポイントを上回り、ブルーチップ株の好調さと石油価格が上昇し始めたことで大きく伸びた。7日は若干の戻りを受け1916付近を上下している。

同インデックスは、特に電力大手のUES(Unified Energy System)が市場を牽引し、最高時には1921.92ポイントをつけ、MICEXも同様に過去最高となる1730.73を記録した。

UES株は4%上昇し33.383ルーブルとなり、つられる様に他社も軒並上昇した。


投稿者: 編集部 投稿日時: 2007-2-7 2:00:00 (878 ヒット)

国内最大の金融機関であるVnesheconombank(VEB)が国営のスホーイ・ホールディングス傘下の航空機メーカー スホーイ・シビル・エアクラフト(Sukhoi Civil Aircraft)株10%の取得を目指していると示唆している。

同行のSergei Lykov副会長が株式10%の取得を目指していることをほのめかしており、VEB、Eximbank、ロシア開発銀行による3行合併終了後に設立される新開発銀行が株式を取得することになるという。

新銀行は、将来的に国家の支援を受け国内の非資源産業系企業に対する融資や輸出を支えることが目的されている。資本金も20億ドルを上回ることになっている。

しかしながら、スホーイも株式25%+1株を先にイタリアのAlenia Aeronauticaへ売却する協議を進めており、同社としては、この話を先に完結させたいとしている。

もし全ての協議が上手くいった場合、同社株は既存の大株主が51%の株式を所有し続け、25%+1株をAlenia Aeronautica、VEBらが10%、残り15%他の投資家が所有するといった構図となる。

ただし、VEBは将来的に株式を買い増す事を示唆しており、若干の保有比率に変化が生じることも有り得る。

VEBは6日にスホーイの国内でのスーパージェット100計画のための融資としてドイツ銀行から3320万ドルの与信を既に受けていると発表した。

スーパージェット100計画は中規模ジェットで飛行距離1750キロとされている。2008年に700機の生産を始める予定。


投稿者: 編集部 投稿日時: 2007-2-6 2:00:00 (817 ヒット)

連邦金融市場局(Federal Service for Financial Markets)がこれまで企業に課してきたIPO時には株式の放出株数の上限を緩和することを示唆している。

ロシア企業に出来る限り多くの株式を自国で取引してもらうことを同局では目指している。これまで株式の30%を国内に割り振るとしてきた制限を半数となる50%を国内でIPOさせることで国内の証券市場を活性化し、国内投資家の目をもっと国内市場に向けてもらうことを今回の目的としている。

ただし、既に40%を国内に割り振ろうとする動きが出始めていることからも、法制化し強制的に企業に対してIPO株比率を決めるやり方を取る必要があるのか議論の余地がある。

ロシア企業は、06年1年間に21社がIPOを果たし、180億ドルを市場調達している。その中で実際にロシア国内で同様に上場を計ったのは6社に留まっている。

今年は、スベルバンクを筆頭に大手銀行がいくつもIPOを計画しており、その大半が国内での浮遊株数を増やすと見られている。


投稿者: 編集部 投稿日時: 2007-2-5 2:00:00 (731 ヒット)

石油大手のタトネフチ(Tatneft)の市場価値が昨年1年間に33%増加した100億ドルの規模にまで膨らんだ。

タタルスタン政府が大株主の同社によると、価値増幅の背景は、コーポレートガバナンスの改善、準備金の増加、リストラ、非主要事業の整理などを上げている。

タトネフチはタタルスタンで産出される原油の80%強を生産しており、06年度には2533万4000トンの原油を生産している。


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