Alfa.ltによると、リトアニア運輸通信省が外国人学生が気軽にリトアニア国内を旅行できるように新たな法律を施行させようとしている。
リトアニアや他EU諸国からの大学生等はバス、電車などのチケットを半額で楽しめるようになる。
一部で国際学生カード(ISIC)を保有する外国からの学生が公共の乗り物に乗車した際に学割が許されず、全額の支払を求められるということが頻発していたことから、政府として何らかの処置が必要という判断から今回の法律の施行に至っている。
今後、同法案が施行されれば、リトアニア人学生も外国人の学生もバス、電車といった乗り物が全て半額で乗車できるようになる。
経済ニュースBBNによると、中小のホテルがこの冬を越冬できるか定かではないと報じている。
ホテル・レストラン組合のFeliks Mägus代表は、多くのホテルでこの冬が運命の分かれ目になると来るVATの導入に不快感を示している。
同氏は、80年代、アイルランドでホテルへのVATを10%から23%へ引き上げた際、全体の10%にあたるホテルが廃業したことを踏まえ、もしエストニアが5%のVATを18%に引き上げたなら、恐らく同様に多くが破綻せざる得なくなると、政府の動きを牽制している。
LETAによると、08年上半期に165万人の利用客があったリガ国際空港がバルト3国一忙しい空港であったという。
同空港は、07年同期比でも17.4%の利用増を達成している。
6月単独で同空港は34万6137人の利用客があり、昨年同月期比でも14.4%の増加を記録している。
利用客数を争うタリン国際空港では、同時期に90万190人、そしてリトアニアのヴィルニス国際空港では99万3509人の利用客があり、リガ国際空港の1人勝ちとなったことが鮮明となっている。
地元紙アリパエブによると、タリン証券取引所で取引されている上場企業の時価価値がこの半年間で大きく値崩れを起こしているという。
昨年前半の好景気を背景に計20億クローン(約216億円)もの配当を出す一方で、株価は計150億クローン(約1620億円)も価値を失ってしまった。
インデックスは3年半ぶりの安値にまで落ちており、現在の株価水準は、実に2005年1月の株価と同等となっている。
この半年間の株の不信は、1997年の経済危機時と同様の下落を演じており、当時も半年間に150億クローンもの企業価値が喪失している。
当時と同じ株価の下落を経験中の現在の株式市場を第2の金融危機という声も上がっており、いつまで株価不信が続くのかと不安と不信感が市場を包んでいる。
Alfa.ltによると、ディーゼル車を所有する4人に1人のリトアニア人が給油は隣国ベラルーシとの国境で行っているという。
ベラルーシとの国境では、トラックに満載されたディーゼルがベラルーシからリトアニアへ不法に持ち込まれ、安いディーゼルを求め長蛇の列が成している。
ベラルーシとの国境街Medininkaiでは、国内の普通のガソリンスタンドで4.46リタス(約218.54円)かかるところを1リットル3リタス(約147円)でディーゼル油を購入できる。
関税による試算によると、全てのトラックがディーゼル油を満載したとすれば、200リットルを持ち込むことが出来、計2億1400万リタス(約104億8600万円)もの損失を被ることになるという。
ベラルーシでは1リットルのディーゼル油は1.8リタス(約88.2円)程度で販売されており、最高で4.46リタスで売られているリトアニアとの価格差は歴然で、例え3リタスで売っても巨額の利益を生む構図が出来上がっている。