農業企業のAgrochema Groupの08年上半期の売上高が6億5680万リタス(約322億5000万円)となり、昨年同期比で1.6倍となったことをLETAが伝えている。
同社のLiudas Medieksa代表は、農業業界の環境変化により売上が大きく伸びたとして、売り上げ増が世界的な穀物高騰を背景としたものだと説明する。
第2四半期の売上高は3億4500万リタス(約169億4000万円)に達し、実に54.5%の増加を記録した。
経済ニュースBBNによると、生保及び損保の両方が最近人気に火が付いたという。
ラトビア保険レポートでは、将来二桁で市場は拡大する見通し。
ここ数年で世界的に有名な保険会社がラトビアに進出するようになり、支社の設立や地元企業の買収などで各社がシェアを争うようになったことで商品構成に幅が広がったことで市民に保険への認識が深まったことがブームの背景にあると見られている。
地元紙アリパエブによると、漸くここにきてこれまで高騰が続いた食料品価格に値下がりの兆候が現れているという。
この数ヶ月間に大手スーパー各社では食料品価格の値下げを行うようになっており、特に乳製品の価格が大きく下げている。
同様に焼きたてパンなどの値段も下がっており、5月に9.6クローン(約104.7円)したものが今では7.7クローン(約84円)で売られている。
しかしながら、値下がり始めたとは言え、去年のような価格帯に戻ることはないと見られ、生活苦はなかなか楽にならないと見られている。
価格高騰に生活防衛手段として比較的安い商品を選ぶようになっている市民等を店まで呼び戻す為には、値下げは避けられないとして各社が値下げを始めている。
シートベルトメーカーのNormaが08年第2四半期の収益額が2540万クローン(約2億7686万円)となったことを明らかにした。
経済ニュースBBNによると、同社の昨年同期の収益額は1270万クローン(約1億3843万円)であった。今期の売上高は25.9%増の3億9240万クローン(約42億7716万円)を記録した。
ロシア及びウクライナへの売上高は実に71.7%を占め、その他の諸国への売上高は2.9%減少した。
また、親会社であるAutolivへの納入では、売上高は4.1%減の1億6740万クローン(約18億2466万円)に留まった。販売先の大半は、39%がスウェーデン、53%がロシアでドイツの3%を合わせると、ほぼ100%となる98.9%を占めた。
LETAによると、石油商品精製や販売を手掛けるNafta Trading社の07年度の石油商品販売高が5422万9094ラッツ(約130億8000万円)となり、06年度期比で実に43.6%増を記録した。同社の06年度の売上高は3774万3015ラッツ(約91億361万円)であった。
07年度の決算内容は、販売高は伸びた一方で収益には結び付かなかったことが明らかになっている。
昨年、同社は12万7219ラッツ(約3068万円)の収益を計上したが、一昨年期比では収益は実に3分の1にまで減少している。