ドイツのエネルギー大手E.ON社は、来年以降、ブルガリア、ハンガリー、北欧諸国に累計60億ユーロ強を投資する計画を立てていることを明らかにした。
同社では、主に電力施設の最適化や技術的な機器の購入に投資が向けられるという。
E.ON社は最近、ブルガリアのVarnaとGorna Oryahovitsaの電力施設を含むブルガリア北東部のエネルギー企業連合の公開入札で落札を決めている。
ブルガリアで2基目となるBelene原発の建設が2006年から開始される計画が再浮上している。同国の核監督局では、建設は、計画では2006年に建設許可が取得できるとしながらも、建設許可取得が遅れた場合、2008年まで遅れることになるかもしれないが、電力生産は2010年から2012年には開始される予定であるとしている。
ブルガリア2基目となる原発の建設計画は、1992年に環境上の問題から一度棚上げされてきたが、昨年度末に再度の建設案が提示されていた。
スロベニアの家具小売業大手のLesnina社は2日、クロアチアのRijeka及びČakovecの各都市に新規にショッピングセンターの建設を始めたことを明らかにした。
Čakovecでのショッピングセンターには、7000屬療效呂50万ユーロを投じる予定で、来年3月末に完成予定としている。また、Rijekaのショッピングセンターには、17000屬療效呂500万ユーロを投じて来年度中旬までに開店させたいとしている。
Lesnina社は、既にクロアチアへは家具の小売業者として進出は済ませているが、今回のクロアチアへの本格進出により、向う数年で本国スロベニアの売上高と同様の売上げ規模まで拡大させたいとしている。
同社では、今後はザグレブを含むセルビア及びチェコへ進出を計画している。
セルビア統計局は30日、セルビアの11月の小売商品価格が1.2%の上昇を記録し、商品およびサービス価格の上昇はそれぞれ1.5%と0.3%となったことを明らかにした。
昨年12月以来の小売価格は、既に11%の上昇を記録している。また、生活費は先月期比1%増となり、03年12月期比では11.8%の上昇となっている。
11月の農業製品価格は2.3%、食料品1%、非食料品2%、飲料品0.1%とそれぞれ上昇した。
ブルガリア中央銀行は21日、ブルガリアの独占禁止法に準じて、United Bulgarian銀行(UBB)に対し、不法なクレジットカードのプロモーション活動を行ったとして、10万BGN(5万ユーロ)の罰金を課したことを発表した。
United Bulgarian銀行は、6月のプロモーション期間中に同行のカードを利用して2000BGN以上の買い物をした顧客へギリシャのアテネへの旅行やフォトカメラ、MP3-CDなどをプレゼントを提供していた。
ブルガリアの法律では、顧客に対して利用額以上の商品や付加価値のあるものおよびサービスの提供を禁止している。
03年度には、同行はブルガリアのカード発行枚数の53%のシェアを得ている。