リトアニアの教育機関で学生向けローンの余裕資金が不足しており、融資額も引き下げざる得ないという。
LETAによると、春学期向けのローンでは融資の申請を行った学生全員に行き渡らず、550万リタス(約2億7000万円)も不足した。
学生ローンの取得に失敗した学生等は、仕方なくアルバイトを探さざる得なくなり、勉学に影響が出たといった報告が出ている。
現在のローン契約では、学生は年間最大4500リタス(約22万円)の融資を受けることが出来る。
この1年で建設作業員の失業が急速に増加し、就職先を求める作業員達が58%も増えている。
経済ニュースBBNによると、現在2812人の作業員が仕事先を求めており、昨年の1772人を大きく上回っている。
実際、約3000人余りの建設作業員の求職に対し、62件の就職情報があるに過ぎない。
昨年は建設作業員を求める建設会社が溢れていたが、不動産不況で一気に市場は冷め、失業者が増える現状に変貌してしまった。
今夏、ラトビアで貯金することが流行っている。
LETAによると、ハンサバンクのIvars Svilans広報部長が夏季の間に限った預金に人気が出ているといい、同行では休日貯金と銘打った『Ligo』という預貯金に7865万1000ラッツ(約187億9760万円)が集まった。
この水準は、昨年の夏に同行が集めた預貯金を30%も上回るという。
経済ニュースBBNによると、タリンで売られているフィンランド産の食料品価格が母国よりも極端に安い値札で売られているという。
タリンの方がヘルシンキよりも安値で売られていたのは、パン、クッキー、ミンチ、ビールなどで、Atriaのミンチは7割もヘルシンキの方が高く売られていた。
唯一つ例外的であったのは、著名チョコレート『Fazer』の一ブランド『Blue』でタリンの方が15%ほど高値の札が付いていた。
フィンランドの食品メーカーによると、両都市の価格差は、商品の競争力、労働賃金体系、販売戦略などのいくつかの理由が挙げられる。
創業154年の老舗化粧品メーカーDzintarsが08年上半期に313万ラッツ(約7億4800万円)の売上高を計上したが、昨年同期比では-26%となった。
LETAによると、売上減は、社内売上シェア最大のロシア向けで香水に関するいくつかの法律改正による規制変更があり、その影響をもろに受けてしまったからだという。
売上減の影響は下半期も続く見通し。
昨年、同社では上半期に840万ラッツ(約20億円)の売上高があり、06年時の同期よりも23%ほど売上を伸ばしていた。