米ブルームバーグによると、医薬品大手AB Sanitasの今年上半期の収益が6%減少した。
収益減の背景は、新たな輸出先開拓として行った広告活動での経費が嵩んだことが挙げられている。
収益額は昨年同期の2200万リタス(約10億3400万円)から2070万リタス(約9億7300万円)まで減少したが、売上高そのものは16%増の1億9360万リタス(約91億円)と好調だった。
LETAによると、今年上半期にラトビア国内で一番飲まれた人気アルコール飲料はCesu dzinsで、ビールではApinitis stipraisが一番人気となったという。
Cesu dzinsに次いで2番人気となったのはアップルサイダーのLucky Dogで、そしてウォッカの3 graudu、スパークリングワインのRigas sampanietis、カクテルのDinsなどがトップ5となった。
ビールでは、2番人気にAldara Pilzenes、3番以降はAldaris Gaisais、Cesu Premium、Zeltaなどとなっている。
酒造別売上高トップ10は、トップにLatvijas balzams、2位にMobil plus ADV、3位にCesu alus、そしてその後はL.I.O.N. & Ko, Latalko、Berlat Group、Jaunalko、Park MV、Maxima Latvija Ltd、Prodimpekss logistikas grupaなどと続く。
エストニア人が創業した求職サイトCV-Onlineが今後数か月で新たな株主を迎えることになるようだ。
地元紙Eesti Päevalehtで売却を仲介する投資銀行Gild Bankersがフィンランドの巨大メディアAlma Mediaが同社を買収することで話を纏めている最中だと報じている。
投資銀行のTarmo Jüristo氏は、買収に興味を示している企業は、既に買収の詳細に目を通しており、興味を引いていると述べている。
もし実際に売却が決まれば、市場価値から行って売却額は3億クローン(約31億2000万円)に上ると見られている。
現在、Alma Mediaは、エストニアで最大手の不動産サイトCity24と乗用車販売サイトMotors 24を運営している。
エストニア統計局によると、08年第2四半期の不動産取引件数が9800件に留まり、昨年同期比で実に3割減となった。
年初の最悪期との比較では、取引件数自体は10%の増加となっている。
第2四半期の取引高は100億クローン(約1040億円)に上ったが、昨年同期からは43%も減少している。経済成長の減速や金利の上昇、不動産購入者の数が激減したことなどを受けて取引件数も金額も大幅減となった。
リトアニア統計局によると、08年8月期のインフレ率が依然二ケタ台を維持し、10.3%となる見通しだと示唆している。
インフレ率は、若干ではあるが、これで2ヶ月連続で低下することが期待される。インフレの改善は、原油価格の低下によるところが大きい。