マケドニア統計機構によると、1月の生産者物価指数(Producer Price Index)が1.2%の上昇となり、昨年12月期の1.3%からは上昇率が若干の落ち着きを見せ始めている事が15日明らかになった。
1月の光熱費は2.4%上昇し、生活必需品では3%の上昇となった。また、食料品価格では、供給過多が続いていることからデフレ気味となり、商品価格は値下がりが顕著となっている。
特に加工食品や飲料品価格は2.1%下落を記録した。
14日のプラハ証券取引所は、PX-50インデックスが0.53%上昇し1135.6をつけたことから過去最高値を記録した。同インデックスを牽引したのは、主に銀行株で、Komercni銀行が1.6%値上がりし3662CZKをつけ、Erste銀行では1%の値上がりとなり1155CZKなどとなったほか、石油化学大手のユニペトロル(Unipetrol)が2%の上昇を記録し128CZKを付けた。
スイスの大手銀行UBSでは、チェコの株式市場の値上がりを背景に、電力会社CEZの買い推奨価格を現在の399CZKから430CZKへ引上げたことを同日発表した。14日のCEZ株の終値は386.6CZKであった。
中央統計局(KSH)は10日、2004年度のハンガリーに滞在した宿泊人数が延べ1842万9000となり、一昨年の1861万1000から微減となったことを発表した。
国内の宿泊施設では、昨年1880億HUF(7億7000万ユーロ)の収入を記録し、2003年度より13%増となった。昨年通年でホテルの空室率は47%となり、2003年度のそれより3%の増加であった。
また、昨年の外国人観光客数は10%増加し、320万人がハンガリーを訪れている。宿泊数は03年度より4%増の延べ1030万日を記録した。
ハンガリーの2004年1-12月期の貿易赤字が9760億HUFとなったことを中央統計局(KSH)が8日発表した。貿易赤字幅は、03年度の赤字より760億HUFの改善となる。
2004年度の輸出総額は11兆720億HUFとなり、輸入総額が12兆480億HUFであったことから、貿易赤字は9762億HUFとなった。
昨年の輸出額は14.8%拡大した一方、輸入では12.7%の増加であった。
12月期の輸出総額は03年同月期比6.6%増加し9125億HUFであった。また、輸入では2.1%増の9751億HUFとなり、12月単月の貿易赤字は626億HUF(2億5490万ユーロ)となった。
ドイツのHVBグループ傘下でポーランド第3位のBPH銀行は4日、融資残高が通年で46%増加し35億PLNとなったことを発表した。同行の融資高は市場全体では19%のシェアとなる。
融資拡大を計ってきた同行のシェア拡大は、市場では当然のことと見ており、低金利にも関わらず通貨ズロチ高が続いていることが特に市民に借入を増やすマインドを拡げていると分析されている。
BPHでは、今後も融資市場のシェア拡大を狙っており、市場最大のシェアを持つPKO BPのポジションを追い抜くことを目標としている。
同行の昨年第3四半期の収益は、収入増と経費削減が大きく寄与し、2.5倍増となる1億6540万PLNを計上している。特に金利収入では9.1%拡大し、6億4950万PLNを記録した。
また、手数料等の収入は、第3四半期には2.8%の増加となる2億3490万PLNとなり、1-9月期のそれは6.4%拡大した。