バルティックタイムズによると、大手銀行Swedbankによる資産見直しでエストニアで住宅を購入するのは今がチャンスだということが示されたという。
不動産価格は今落ち着いており、また底値にあるとみられることからも買うなら今が最も最適だとされる。
不動産市場は既に安定の兆しを見せ、同時に消費者にも信頼感が戻り始めているとされることから、同行としても融資のあり方を見直す方針だと示唆している。
LETAによると、1-9月期の財政赤字が4億9370万ラッツ(約933億1000万円)に達したという。
歳入庁では、1-9月期に35億5300万ラッツ(約6715億1700万円)の歳入があった一方で40億4700万ラッツ(約7648億8300万円)の支出があったことを明らかにし、依然、財政難にあることが判明した。
地方財政も厳しく、同期の地方赤字は1240万ラッツ(約23億4360万円)に及んでいる。
男女間による所得格差を報告したWorld Economic Forumによると、エストニアの男女間における所得格差で同職同ポジションにあるにもかかわらず女性は男性の6割しか収入がないことが明らかになった。
LETAによると、調査対象国134ヶ国中、エストニアは第98位とかなり低い評価を受ける結果となった。
タルトュ大学のKairi Talves教授は、エストニアは同じ仕事をしても女性が男性よりも給与が低いといった代表的な国のひとつだとして、女性が男性よりも劣っているかのような給与体系を皮肉っている。
調査では、エストニア人男性は年に25万クローン(約215万円)近い所得を得る一方で女性は15万8000クローン(約135万9000円)に過ぎないことが分かっている。
同ランキングで昨年度はエストニアは83位と07年の102位から順位を上げたが、今年は元に戻った格好だ。
ELTAによると、リトアニアの銀行界にとっては今年は辛い1年になりそうだ。
銀行はこの1-9月期にも既に赤字を計上しており、業界の総額は13億7000万リタス(約534億3000万円)に達している。
昨年同期には8億8450万リタス(約344億9550万円)の収益があった。
第3四半期までに赤字を計上したのは17銀行中、11行にも及んだ。
第4四半期も黒字転換は期待できず、今年は通年でも大幅な赤字になりそうだ。
地元紙Aripaevによると、簡易ローン業者のCredit Registerが同社の債務超過者は2万4000人でメディアで報じられた7万人ではないと副代表であるAlar Jäger氏が明かしたという。
同紙には、10月15日時点で2万3919人が支払いが出来ずに未払い状態の債務者があり、同業他社でも同じような状態だろうと示唆されている。