今年2月期のポーランドの不動産開発業者による住宅完工件数が7933戸となり、04年同期比で0.5%、今年1月期比で-17.9%となったことを中央統計局(GUS)が15日発表した。
1-2月期の住宅完工件数では、6.1%減の1万7594個に留まった。しかしながら、住居用物件として完工した物件は昨年2月期比で10.6%増の5033戸となったほか、投資用物件では、12.6%増を記録している。
ブルガリアの金融グループDZIが傘下のDZI株10%とDZI銀行株25%を英国の投資銀行グループに売却した。
DZIグループのEmil Kyulev代表がロンドンに本社を置く投資銀行のCreditanstalt銀行とDZIグループとの間で株式売買契約で合意したことを12日明らかにした。
今回の株式売買にはBank Austria-Creditanstalt(BACA)のブルガリア支店が仲介を果たしている。また、現在の所、売買金額などの詳細は明かされていない。
チェコ最大の自動車メーカーシュコダ(Skoda Auto)が今年、インド工場の生産能力を現在の1万5000台から倍増させる計画があることが同社インド法人理事のImran Hassen氏が9日明らかにした。
シュコダインド法人では、今年バングラディッシュへ輸出を開始する予定で、インド工場を同地域の主要生産拠点としたいとしている。
シュコダは欧州外で唯一とされるインドの生産拠点に既に1億ユーロを投資しており、インド工場では高級車種とされるOctavia Automatic、Rider、Superbの3車種を含む8車種を生産している。
インド法人では昨年8000台を売上げている。
チェコ第3位の保険会社Allianz pojistovnaは7日、市場シェアが8%を超え、04年度の収益が03年度より4億1300万Kcの増加となる6億5000万Kcおよび保険料総額が89億6000万Kcとなったことを発表した。
昨年チェコの保険市場は全体で6.6%拡大した。
Allianz社の保険料収入は、生保部門では22%増の17億1000万Kcとなり、シェア8%を獲得した。一方、損害保険部門では保険料総額は1%減の72億5000万Kcに留まった。
損保事業では、住宅保険、不動産保険で17%の伸びを示したほか、自動車保険で8.5%拡大した。昨年同社はKomercni銀行と協力して同行の支店各店で各種保険の販売に乗り出している。
セルビア統計局によると、1月の貿易総額が04年1月期比7.7%増の7億750万ドルとなった。輸出は昨年同期比63.5%増の2億7730万ドルと大幅増を記録した一方、輸入では27.9%減の4億3020万ドルとなった。
貿易赤字は昨年の同時期と比較して64.2%の減少となる1億5290万ドルまで縮小した。輸出の中心となった商品は中間消費財で70.5%を占め、次いで消費財25.5%、機器4%などとなった。
一方輸入では、中間消費財が全体の66.7%を占め、消費財22.9%、機器10.4%となった。また、セルビアの最大の輸出国にはイタリア、ドイツ、ボスニア・ヘルツェゴビナがトップ3となり、輸入国トップ3ではロシア、ドイツ、イタリアの3国となった。