Russia : 外銀,露銀買収に意欲(ロシア)
ロシアで最も影響力を持つオランダのライファイセン・インターナショナルが17日に今後何年かの間に西側の銀行筋がロシアの銀行買収に意欲的でリテール事業などが草刈場になるという見通しを示唆している。
蘭ライファイセンのCEOであるHerbert Stepic氏はImpexbank買収を踏まえ、今後は多くの外国銀行がロシアの銀行を買収する動きを活発化させると買収先の選定に先手を打ったことを強調している。
同氏によると、ウクライナで同行がBank Avalを買収などでシェアを大きく伸ばしたことを受けて、ロシアでも同様の動きが活発化すると見ている。
また、今週初めロシアのモルガン・スタンレーのRair Simonyan代表は、アメリカの金融機関がロシアのローン銀行の買収に興味を示していると示唆していた。
外銀が狙っているのは、ロシアで銀行網を張り巡らしている上位50行とみられ、大手のアルファバンク、ロスバンク、Promvsvyazbankなどがその最上位と思われている。