Baltic State : ユーロ統合期待,不動産市場へのインパクトは限定的(リトアニア)
ユーロへの通貨統合による国内の不動産市場への影響が極端に過大評価されており、実質的な価格上昇の期待はこれ以上起こりえないとリトアニア不動産開発協会と銀行協会が共同で12日発表した。
両協会は、今後の不動産価格を供給と需要のバランスが取られ、価格は安定化する方向にあるとする市場予測を公表した。
価格上昇期待は、あくまでも通貨統合時のインフレ期待によるものが全てで、既にこの何年かでその期待も現在の価格に盛り込まれているとという市場分析を不動産開発協会のRobertas Dargis代表が言及している。