Baltic State : 銀行員も資産開示義務(エストニア)
エストニアの司法省が全ての銀行員に対しても資産開示を求める法案の提出を計画している。
同省によると、今回の法案制定の動きは、エストニアのビジネス環境をより一層の透明性を高めることを目的とし、全ての銀行関係者の資産開示を義務化するとしている。
今回の資産開示義務化の背景は、Eesti UhispankのAin Hanschmidt前会頭がタリンク株を退職前に取得していたことに始まる。Uhispank銀行は、タリンクの最大の株主の一つで、同氏がタリンク株取得で大きくメリットを享受できた可能性が問われている。
Hanschmidtが保有するタリンク株は、総額で14億EEKにも上る。