Baltic State : ラトビアのインフレ率,04年8月以降EU25カ国中最高を継続(ラトビア)
ラトビアのインフレ率がEU25ヶ国中、最高水準を04年8月以降から継続していることをEurostatが明らかにしている。
ラトビアのインフレ率はこの1月に7.6%をつけており、EU内でも引き続き最高のインフレ率を持続している。欧州内では、ラトビアに次ぐ高インフレには、4.7%でエストニアが続き、次いでスペイン4.2%、ルクセンブルグおよびスロバキア4.1%などとなっている。
また、この1月に最も低いインフレ率を記録したのはポーランドの0.9%で、次いでスウェーデン1.1%、オーストリア1.5%、オランダ1.8%などが続いている。
過去12ヶ月の平均インフレ率を見ると、ラトビアは7%でトップで、次いでエストニア4.2%、ルクセンブルグ3.9%、スペイン3.5%などとなっている。
一方の過去12ヶ月間の最低平均インフレ率は、フィンランドおよびスウェーデンの0.9%を筆頭に、オランダ1.5%、チェコ1.7%となっている。
EU25ヶ国の年間インフレ率は2.2%であった。