Russia : 経済相,経済特区名を発表(ロシア)
ロシアのグレフ経済発展商務相がこの27日に国内に施設する経済特区名6ヵ所を列挙している。
今回同大臣が示唆した経済特区には2つの形態があり、石油経済に頼った産業構造からの脱却を求めて07年度から投資メリットをが得られるような事業計画とされている。
特区には、先ず技術研究センターとして、モスクワ近郊のドゥブナ(Dubna)、ゼレノグラード(Zelenograd)、サンクトペデルブルグ、シベリアのトムスク(Tomsk)の4カ所が選ばれ、製造業特区としてタタルスタンのエラブカ(Yelabuga)および中央ロシアのリペツク州の2ヵ所が選ばれた。
06年度の連邦予算では、80億ルーブル(2億7790万ドル)が特区内のインフラ整備のために投資されるように組まれている。また、特区に進出を計る企業は総額で最低1000万ユーロの投資を進出後20年間の間に行う必要がある。