East & Central EU : 豪マッコーリー,ブダペスト空港入札から脱落(ハンガリー)
オーストラリアの投資銀行マッコーリー(Macquarie Bank Ltd.)傘下の世界各国の空港へ投資するマッコーリー空港ファンドがハンガリーのブダペスト空港への入札を取りやめたことを3日発表した。
同ファンドでは、ブダペストの他にも、シドニー、ローマ、バーミンガム、ブリストル、コペンハーゲンなどの空港にも強い興味を示している。
これまでにブダペスト空港の公開入札に参加を表明していたのは、独の大手建設会社Hochtief、独フランクフルト空港を運営するFraport、イギリスBA、コペンハーゲン空港、豪マッコーリーの5社であった。
しかしながら、コペンハーゲン空港も入札には最終的には不参加とする声明を出していることから、最終的には3社に絞られると見られている。
落札価格は2020億フォリントから3900億フォリントが予測されている。また、これまでは豪マッコーリーが落札の最右翼と見られていた。