白鳥の湖
メールマガジン
07年1月1日からブルガリア、ルーマニアがEU加盟を果たすことが決まり、巨大化する欧州・中東欧に続き、巨大市場として台頭しつつあるロシア、GDP成長率が10%を上回るバルト3国、国営企業の民営化を急ぐCIS諸国といった地域の経済状況などの情報を配信しています。

メールアドレス:

→詳しくはこちら


i-modeにて最新経済ニュースをいつでもご覧いただけます。

広告掲載について

ニュース過去記事検索
East & Central EU : チェコ,マースリヒト条約を3項目でクリア(チェコ)
投稿者: 編集部 投稿日時: 2005-5-31 8:17:00 (991 ヒット)

チェコ統計局(CSU)は30日、チェコが昨年新規に欧州加盟を果たした中欧4カ国の内、ユーロ統合に向けて、経済成長は鈍化しながらも唯一マースリヒト条約の4項目の内3項目で通貨移行条件をクリアしていることを明らかにした。

中欧のポーランド、スロバキア、ハンガリーなどでは、経済成長はチェコよりも強力ではあるが、インフレ率も同様に高水準を維持している。

チェコ経済は、1997年から2004年までの間、中欧4ヶ国中最も低い成長率を記録しており、平均経済成長率も欧州15カ国の平均をも下回っている。

経済の拡大には大きな成果を見出せなかったチェコではあるが、物価の安定には成功し、96年から05年3月までの消費者物価は37.2%の上昇に留めており、中欧4ヶ国中で最も低いインフレ率を達成している。

通貨統合へ向けてチェコがクリアしたその他の項目は、「金利水準」、「財政赤字幅をGDPの3%以下に留める」などであった。

印刷用ページ このニュースを友達に送る

Copyright (c) 2004 CPGBalticsOU All rights reserved.
本ホームページの全部または一部を 無断で複写複製(コピー)することは、 著作権法上での例外を除き、禁じられています。