Baltic State : ハンサバンク,生命保険販売を開始(ラトビア)
ラトビアの大手銀行の1つであるハンサバンク(Hansabanka)では、6月1日から貯蓄商品の1つとして生命保険の販売を開始した。保険販売を開始したことからハンサバンクは、ラトビアで初めてのバンクアシュアランスとなった。
同行では、4種類の保険商品を扱い、その中には年金保険、貯蓄保険、教育保険、ローン保険などが含まれる。販売当初は、個人顧客向けのみに保険の販売を行い、時間をおいてから法人にも取扱いを始めるとしている。
ハンサバンクグループでは、既に数年前からエストニア及びリトアニアで生命保険の販売を始めている。昨年、エストニアでの保険料収入は3700万ユーロに達しており、リトアニアでは5900万ユーロの規模にまで拡大している。
エストニアでの生命保険の市場シェアは46%を占めており、リトアニアでのそれは36%となっている。同行では、ラトビアでのシェアを今後3年間で30%の獲得を目標としている。