Russia : 電力大手UESに追徴課税(ロシア)
ロシア連邦税務サービスが国内で電力事業を独占するUESから2001年分の追徴課税として予定通り36億7900万ルーブルを押収する意向としている。
昨年、税務当局は、UESの2001年度分の税務調査を行った際に追徴課税と遅延金を課す必要があることを掴んでいた。
UESは、昨年、仲裁裁判所に追徴課税を不服として異議申し立てを行っていたが、12月に起訴不適切として異議申請を却下していた。同社は直ちに上訴を試みたが、この3月に上訴を取下げたことで、税務当局へ約37億ルーブルの追徴課税を納税せざる得ない状況になっている。