コペンハーゲン5
メールマガジン
07年1月1日からブルガリア、ルーマニアがEU加盟を果たすことが決まり、巨大化する欧州・中東欧に続き、巨大市場として台頭しつつあるロシア、GDP成長率が10%を上回るバルト3国、国営企業の民営化を急ぐCIS諸国といった地域の経済状況などの情報を配信しています。

メールアドレス:

→詳しくはこちら


i-modeにて最新経済ニュースをいつでもご覧いただけます。

広告掲載について

ニュース過去記事検索
East & Central EU : 危険な貿易赤字水域(ルーマニア)
投稿者: 編集部 投稿日時: 2005-5-2 0:01:00 (1027 ヒット)

これ以上、貿易赤字を拡大させられない規模にまで貿易収支のバランスが崩れ始めている。今年年初からの3ヶ月間に、貿易赤字は15億ユーロに達し、昨年第1四半期の赤字幅を5億ユーロも上回っている。

貿易赤字の拡大は、既に危険水域にまで達していると見るのが妥当で、通貨レウが強含むでいることを背景に、輸出高は拡大しながらも輸入高を補う規模にまでは伸びておらず、一方の輸入では為替の影響を受け、輸入高を急速に伸ばす結果となった。

今年1-3月期の輸入高は、昨年同期から21%増の66億4000万ユーロにまで到達した。同期間中の輸出高は17.4%拡大した50億ユーロに留まった。

3月期のみを取上げると、3月の輸出額は過去最高の水準となる20億ユーロとなり、昨年3月期から18.9%増を記録することに成功したが、輸入額が23.7%増の26億ユーロとなったことを受けて、単独月での貿易赤字は6億6800万ユーロまで拡大した。

印刷用ページ このニュースを友達に送る

Copyright (c) 2004 CPGBalticsOU All rights reserved.
本ホームページの全部または一部を 無断で複写複製(コピー)することは、 著作権法上での例外を除き、禁じられています。