Russia : プーチン大統領,ロシアの自由経済化と民主化に言及(ロシア)
プーチン大統領は25日、年次教書演説を行い、ロシアの政治及び思想目標として自由経済化と民主化について強調した演説を行った。
プーチン大統領は教書の中で、ロシア国民は民主化の流れの中で如何に民主化を計り、歴史に倣いそれをどう実行していくかをすでに選択しているとロシアの民主化政策が今後も継続していくことに強く言及した。
ロシアが民主化政策を拡大する上での条件や必要な期間が今後の大きな焦点になると大統領は付け加えている。
また、大統領は、1990年半ばにロシアの民主化の過程においてドサクサに紛れて国家資産を搾取したオリガルヒグループ(富裕層)の出現は、国家に多大な損失を与え、民主化を間違った方向へ導いたと凶弾しながらも、旧ソ連の崩壊の中で起こった悲劇であったとする見方を示唆した。