トームペア城壁
メールマガジン
07年1月1日からブルガリア、ルーマニアがEU加盟を果たすことが決まり、巨大化する欧州・中東欧に続き、巨大市場として台頭しつつあるロシア、GDP成長率が10%を上回るバルト3国、国営企業の民営化を急ぐCIS諸国といった地域の経済状況などの情報を配信しています。

メールアドレス:

→詳しくはこちら


i-modeにて最新経済ニュースをいつでもご覧いただけます。

広告掲載について

ニュース過去記事検索
Russia : ガスプロム銀行,独占法違反か?(ロシア)
投稿者: 編集部 投稿日時: 2005-4-11 0:00:00 (982 ヒット)

国内大手ガス会社のガスプロム傘下であるガスプロム銀行(Gazprombank)が新に反独占法の承認を受けずに大手地域電力会社モセネグロ(Mosenergo)の株式を大量に取得したことへ罰金等の制裁が下されるかもしれない。

反独占サービスは、ガスプロム銀行がモセネグロ株を当局の承認なしでグループの総持株比率として20%を優に超える水準まで取得したことに対して訴訟を起したことを8日明らかにした。

ガスプロムは昨年電力市場に進出し、モセネグロ、UES(Unified Energy Systems)などの株式の買収に動いていた。同サービスでは、同行が最低でもモセネグロ株30.5%の水準まで買い進んだと見ている。

ロシアでは、株式を大量取得する際には事前に当局に申請しておかなければならないとされているが、今回ガスプロム銀行はそれを怠ったとされている。

ガスプロムによると、昨年10月1日の時点で既にガスプロムではモセネグロ株を25%強取得済みとされ、グループ全体での保有株式率は掴めていないとしている。

反独占サービスでは、今回の違法行為に対して最高50万ルーブル(1万7950ドル)が罰金として請求され、最悪の場合は、株式取得の売買自体を理論的には無効にすることも可能としている。

印刷用ページ このニュースを友達に送る

Copyright (c) 2004 CPGBalticsOU All rights reserved.
本ホームページの全部または一部を 無断で複写複製(コピー)することは、 著作権法上での例外を除き、禁じられています。