Baltic State : 旅客航路のヘルシンキ-タリン路線,4月半ばまでは大混雑(エストニア)
フィンランドの首都ヘルシンキとエストニアの首都タリンを結ぶ航路が最低でも4月半ば頃までは現在の大混雑が続きそうである。
冬季の間、唯一両都市を結ぶフェリーは、高速艇フェリーの再開される4月中旬までの期間、大型で且つ低速でしか航海出来ない客船が唯一の凍りついたバルト海の海を渡る唯一の手段となっている。
今年は2月中旬まで高速艇フェリーのサービスが継続出来そうなくらい暖かな気候が続いたが、いつの間にかイースター休暇を迎える時期まで来ても、再開のめどが立っていない。
フェリー会社大手のタリンク(Tallink)では、このまま今の氷の状態が続くようであれば、自動車用客船を既に2000人の予約が入れられている4月15日-17日の間は臨時にヘルシンキ-タリン路線に振り向けざる得ないとし、現在のタリン-ストックホルム路線からフェリーを宛がわなければならないとしている。
現在、高速艇を運営している各社の事業再開に目処が立たないことから、大型客船を運営するタリンクやバイキングライン(Viking Line )などに予約が殺到している。