Baltic State : 裁判所、Double Coffee Estoniaの破綻を宣告!(エストニア)
経済ニュースBBNによると、ラトビアの喫茶店チェーンDouble Coffeeのエストニア法人が昨日ハルユ地域裁判所(Harju County Court)から破綻が宣告されたという。
好景気時には同社はバルト3国に積極展開を推し進め、バルト3国で100店舗を展開すると計画していた。
競合他社は、Double Coffeeの積極展開はあまりにも急ぎすぎ、収益を無視したものだと指摘していた。
競合のReval CaféのRene Treifeldt代表は、Double Coffeeのコンセプトは良いものであったが、エストニアではあまり上手くは行かなかったと分析している。
好景気時の不動産の高騰により家賃が値上がり収益を圧迫したことと従業員の採用が困難であったことが最大の理由だと見られている。
2002年にラトビアで創業したDouble Coffeeは、エストニアでは売上高2500万クローン(約2億1250万円)に留まった一方で3100万クローン(約2億6350万円)の損失を昨年計上した。
同時に320万クローン(約2億7200万円)の税金の滞納が残っている。