Baltic State : ヴィルニス欧州文化首都、既に大幅赤字!(リトアニア)
Alfa.ltによると、この大晦日のヴィルニスの夜空には花火も街灯も灯らないかもしれないという。
例年、市内を煌びやかにする電灯装飾も今年の大晦日を賑やかすことにはなりそうにもない。
ヴィルニス欧州文化首都(VECC)が既に赤字に陥っており、これにより文化的なイベントに資金難が襲い掛かろうとしている。
VECCのRolandas Kvietkauskas代表は、電灯装飾はVECCの予算が削減されたことを受けて、燈すことが出来なくなっていると現状を説明しており、VECCが既に80万リタス(約3120万円)の債務に苦しんでいることを明らかにした。
債務は日々拡大しているといい、来年度の文化イベントのいくつかが開催できないこともあり得るという。
VECCを支える文化省は、依然、補助を行うかの検討中としており、Gintautas Babraviciusヴィルニス副市長も現状を悲観視している。