Baltic State : IMFは不必要!(リトアニア)
Alfa.ltによると、Andrius Kubilius首相が英FTとのインタビューでリトアニアは先日IMFが調達した15億ドルにも上る資金からの資金援助は必要はないと示唆したという。
しかしながら、それでも短期的には経済刺激策を打つためにも資金の調達は必要だと考えているという。
リトアニアは6月以来2度の国債の販売で22億ドルを調達に成功している。
また、Kubilius首相は、統計局が発表した資料からリトアニアが既に景気の底を打ったことに自信を深めていると述べたが、万が一、リトアニアが何らかの理由で資金支援を必要となればIMFにも伺いを立てる可能性はあると示唆している。
リトアニア政府は厳しい財政支出削減に取り組んでおり、もし資金支援を受けた場合はユーロ導入が大きく遠のくと見られている。
現在のところ、来年度の財政赤字はGDPの9.5%と試算されている。