Baltic State : 野村證券、バルト3国の通貨切り下げを否定!(エストニア)
米ブルームバーグによると、エストニア、ラトビア、リトアニアのバルト3国が現在続けている自国通貨のユーロとのペッグ体制を今後も維持する可能性が高いと野村證券の海外法人 野村インターナショナルが言及したという。
バルト3国はリセッションからの回帰の為に賃金カットや競争力強化を図る上で、通貨切り下げを強く求められている。
また、バルト3国はクレジットクランチにより与信は毀損し、04年に加盟したEUという繁栄も今では大きくそのメリットを失ってしまった。
野村では通貨切り下げを行うよりもバルト3国は通貨を固定し、この危機の乗り越えることの方が優位だと3国が判断していると示唆している。