Baltic State : 家賃相場続落(リトアニア)
ELTAによると、ヴィルニスの家賃相場が引き続き下落しているという。家賃相場は不動産価格の下落に伴い、下落率が広がっている。
首都ヴィルニスとクライペダでは家賃相場は昨年から40%も下落した。下落率はカウナスでは更に酷く、実に半額にまで家賃は下落した。
家賃相場の下落は、賃貸に出される物件が急増していることで下落に歯止めがかからない状態で、ヴィルニスだけをみても4700戸も賃貸に出されている。
同様にカウナスでは400戸、クライペダでも500戸が賃貸に出されている。
07年10月との比較では、実に5倍もの物件が市場に出回っていることになる。
首都ヴィルニスの家賃平均はワンルームもので500リタス(約1万9500円)から800リタス(約3万1200円)が中心で、2ベッドルームで600リタス(2万3400円)から1200リタス(4万6800円)となっている。
クライペダではワンルームが500リタス()約1万9500円から700リタス(約2万7300円)。2ベッドで800リタス(約3万1200円)といった相場。
カウナスは、ワンルームが370リタス(約1万4430円)、2ベッドもので700リタス(約2万7300円)となっている。