Baltic State : 通貨切り下げはかなりの確率?!(ラトビア)
米ブルームバーグによると、ラトビアの通貨ラッツの通貨切り下げの危機が今後3カ月から半年間に大きく広がる可能性があるという。
通貨切り下げが懸念されるのは、ラトビア政府が財政カットを上手く出来ていない事だとRBC Capital Marketsは分析する。
IMFや欧州はラトビアに更なる財政削減が必要だと諭すが、20%ものGDPの減少に苦しんでいるラトビア経済にとっては更なる削減などほぼ不可能だと見られている。
この第2四半期にラトビアでは財政カットと増税により3億2500万ラッツ(約598億円)の支出を削減させているが、依然、削減額は不十分だとの声がラトビア政府に向けられている。