Baltic State : 退職は出来れば55歳で!(ラトビア)
LETAによると、ラトビアの多くの市民がもし退職年齢を決められるのであれば、55歳までに退職したいと考えているという。
SKDS及びSwedbankが共同で行った市場調査の結果、男女とも現在の退職年齢62歳ではなく、それより早い55歳で退職したいと考えていることが分かった。
回答者の30%で51歳から55歳で退職を希望し、18%では更に若い40代の内に退職し自由気ままな生活を送りたいと考えているという。そして29%では56〜60歳の間の退職を望んでいる。
ただし、1%の回答者では現在の退職年齢62歳が退職に適齢だとしており、2%では40歳以前に退職したという兵(つわもの)までいた。
一方で残る10%では62歳という退職年齢よりも更に遅らせることを望んでいる。
寿命が伸び退職年齢が徐々に遅くなる傾向は世界的に共通する所だが気持的には可能な限り早めに退職し、ゆったりした生活をしたいと考えているようだ。
現在、ラトビア政府は退職年齢を65歳まで引き上げることを計画しており、同時に財政危機もあり年金支給額の削減も実行されていることで、皆、早々に退職は出来ない環境にあるのが現実だ。