Baltic State : 企業売上、25%も減少(エストニア)
経済ニュースBBNによると、エストニアの企業売上がこの第2四半期に1300億クローン(約1兆1050億円)に留まり、前年同期比で23%も減少した。
エストニア統計局資料では、企業の売上総額の減少は、電力、ガス、スティーム、空調などが6%上昇した事を除き、全ての業界で見られたといい、売上増が顕著であった電力では、輸出が大きく寄与している。
売り上げが伸び悩んだ卸、小売、製造業、建築などの業界では、事業規模が大きい事からエストニア経済に大きく傷を残す結果となった。
売り上げ減となった企業の多くで支出削減を行っているが、それでも売り上げの減少には追いつかず、多くが利益を生めずに苦しんでいる。
また、第2四半期の企業収益は54億クローン(約459億円)となり、前期比でも実に半分にまで落ち込んでいる。