Baltic State : 誰も賃貸は望まず(リトアニア)
ELTAによると、今年度はリトアニア人の多くで例年以上に賃貸を敬遠する傾向が見られるという。
マンションの賃貸への需要は、大きく落ち、若者でも多くが自宅通いを好む傾向が顕著となっている。
賃貸市場の主体は学生や丁度卒業した若者が大半で、外国人による賃貸需要も景気悪化で駐在員の減少もあり、賃貸市場を冷ます原因となっている。
現在の所、最も人気のある2ベッドルームの物件は、最高1000リタス(約3万8500円)で賃貸する事が出来る。家賃はこの1年で20〜40%も下落し、賃貸自体はいい物件を安く借りられる状態にある。
また、物件オーナーの多くは、借り手のつかない物件は、売却するではなく、空き部屋のまま一時放置することを選ぶ傾向にあるという。