Baltic State : 建設会社間による生き残り競争!(エストニア)
ERRによると、建設会社間で生き残りをかけた競争が激化しているという。
現在エストニアでは公共事業への入札は、生き残りをかけた熾烈な競争となっているが、例え落札できても利益は限りなくゼロに近く、損失を被る事さえあると見られている。
不景気に苦しむエストニアでは、マンション建設や住宅建設は凍りついており、受注はほぼなく、結局、損失覚悟でも生き残りのために公共事業を落札せざる得ない状況にある。
現在、小規模入札ですら20数社が入札を入れるといった状況で、会社間の競争は厳しくなる一方にある。
業界は新たなプロジェクトが見つからず、中小から徐々に淘汰もしくは廃業といった形で業界の再編が進むと見られ、大手のSkanskaもロッカラマーレ・ショッピングセンターの拡張工事がこの9月に、エンターテイメント・センター ソラリスが10月に完成すると同規模なプロジェクトは抱えておらず、業界再編を示唆する発言も飛び出している。