Baltic State : ショッピングセンター、まだまだ家賃は現状維持?!(エストニア)
タリンで最も著名なショッピングモールViru Keskusが最大で10%の家賃の引き下げを行ったと地元紙Äripäevが伝えた。
同ショッピングセンターのAnts Vasar氏ら経営陣は、年初よりテナントのいくつかが周辺では家賃の引き下げを始めていると主張し始め、現在の家賃を引き下げるように求めてきていたと語ってい
るが、同モールでは引き下げ率は低く(10%)、入居率の高い好ロケーションのショッピングセンターでは値下げは稀で、引き下げも積極的に行う必要はないとして強気の姿勢を崩していない。
クリスティネショッピングセンター(Kristiine shopping centre)では、家賃の支払いに遅れは出ておらず、景気動向に左右されてはいないと見ている。
また、Järve keskusでは5%のテナントで支払いが滞っており、余りにも支払い情況が悪ければ、締約を解除し、新たなテナントを探すこともあるという。