Baltic State : 天皇陛下も泊ったホテルが売却!(エストニア)
07年に天皇陛下も宿泊されたエストニアで最も著名なホテル「スリーシスターズ(Three Sisters)」が数カ月前に売却され、新しいオーナーがオランダ企業であったことが明らかになった。
地元紙Eesti Päevalehtによると、元々のオーナーOÜ Best Systems(株主Tarmo Sumberg氏)がオランダのFashion Palace(株主Johannes Wientjes氏)に同ホテルを売却したらしい。
Sumberg氏によると、ホテルの売却はリスクヘッジの一環だという。
ホテル売却を決めた背景は、バルト3国経済はとても厳しい局面を迎えており、特に観光業界と不動産業界で厳しさが増している。
同氏は、他の傘下ホテルTelegraaf(タリン)やAlbert(リガ)、そしてタリン市内とクレサーレにあるスパなどの売却については一切示唆してはいないが、投資家が現れれば、売却する可能性も否定していない。