Baltic State : 引退年齢教師、年金引き下げなら引退します!(ラトビア)
LETAによると、同社の行った調査の結果、引退年齢に既にある教師の多くがもし現役であることが理由で年金が70%も削減されるくらいなら退職し、年金生活に入ると答えていることが分かった。
既に引退年齢にある現役教師の給与は、年金生活者に比べて限りなく不利益となり、教育現場にあることがただ働きのように扱われるのであれば、職を辞すると考える教師が多いという。
現職の引退年齢にある教師の給与は今後税引き後124ラッツ(約2万3750円)から134ラッツ(約2万5660円)に引き下げられ、年金生活に入った方が生活にゆとりが出来ると見られている。
政府の教職員給与カットの決定を受けて、Agenskalna高校で教壇に立つ教師8人(ドイツ語、ラトビア語、数学、生物学、音楽など)が既に退職し、同様にZiemelvalstu高校で年金受給年齢に達した教師4人の内3人が既に退職を申し出たという。
その他にもRiga第一高校の教師も4人が退職を示唆してると言い、Kuldiga中央高校(2名)、Valmiera公立高校(1人)、Rezekne公立高校(1人)なっどでも退職者がおり、次から次へと退職申請する教師が広まりを見せている。