Baltic State : ネット書き込みは運営者責任?!(エストニア)
地元紙Aripaevによると、裁判所はインターネット上のポータルサイトDelfiに書き込まれた事業家Vjatšešlav Leedo氏に対するものが悪質であると判断し、その責任の一部を運営者にもあるとの判断を下している。
06年1月24日にDelfiが掲載した『 SLK broke planned ice bridge 』という記事への書き込みが185件あったが、その中の20余りでLeedo氏への誹謗中傷が酷く、同氏の尊厳や名誉を傷つけたものだと今回判断されている。
Delfiでは、06年3月9日に中傷コメントを削除したが、Vjatšeslav Leedo氏が同4月17日に誹謗中傷により大きな被害を受けたとして訴訟を起こしていた。
今回の司法判断では、Delfiに対し、損害賠償として5000クローン(約4万4000円)を支払うように求めている。