LETAによると、09年1月から5月までの財政赤字額が3億9521万ラッツ(約762億7553万円)に上っているという。
財務省の最新データで、5月の主要歳入は2億3097万ラッツ(約445億7700万円)となり、一方の支出では2億4036万ラッツ(約463億9000万円)となったことで、財政赤字額は5月の1カ月で939万ラッツ(約18億1230万円)増加したことがわかった。
5月期の税収は1億5700万ラッツ(約303億円)と4月期からは23%増となる3600万ラッツ(約69億5000万円)の増加が見られ、法人税収入(前月期比1800万ラッツ(約34億7400万円)の増加)、物品税(前月期比1200万ラッツ(約23億1600万円)増)、付加価値税(前月期比800万ラッツ(約15億4400万円)増)が伸びたことが大きかったという。
しかなしながら、個人の所得税収入と他の税収は4月期からは減少してしまった。
ラトビアでは5月の1ヶ月間に外国からの支援で1300万ラッツ(約25億1000万円)の真水が投入されており、その効果が税収増という結果に結びついた。1300万ラッツ(約25億1000万円)の詳細は、結束基金(Cohesion Fund)から480万ラッツ(約9億3000万円)、欧州農業補償基金から430万ラッツ(約8億3000万円)、そしてその他から計440万ラッツ(約8億5000万円)などとなっている。