Baltic State : アルコール&タバコ目指してエストニアへ近距離旅行!(エストニア)
バルティックタイムズによると、エストニアを訪れるフィンランド人が今もアルコール類やタバコの購入をその渡航理由にしているという。
経済危機の最中でも、今でも高速艇に乗ってフィンランドからわざわざ母国では贅沢品化しているタバコやアルコールを求めてタリンまで近距離旅行してくるフィンランド人が増えており、その背景は、フィンランドでは贅沢品とされるこれらの商品に高額な税金をかけていることにあるとされている。
フィンランド税関によると、エストニアから持ち込まれるアルコールは08年度に8%増加し、たばこでは16%近く増えているという。
個人旅行者による昨年1年間にフィンランドに持ち込まれたアルコール量は実に200万リットルにも及んでいる。
その3分の2がエストニアからフェリーで帰国した旅行者達が持ち込んだものだとされ、同様にここ最近の傾向は、ネットでの通信販売も注目されている。
フィンランド政府は、年内に更に税率を引き上げることを目指しており、エストニアを訪れる観光客はまだまだ増えそうだ。