Baltic State : 国営企業の執行役員は貰い過ぎ!(エストニア)
雑誌Saldoが国営企業で執行役員を務める人たちの給与水準は時給で数千クローンにも上るという記事を掲載した。
経済ニュースBBNによると、エストニア郵政会社(Estonian Postal Co.)では常勤の役員は年に6万6600クローン(約56万円)の役員報酬を得ており、会長のMeelis Atonen氏は8万5100クローン(約71万5000円)も得ていたという。
同社の経営会議は月一で、一回平均は3時間しかなく、この計算では常勤役員の時給は1850クローン(約1万5500円)、で会長では2364クローン(約2万円)も取っている計算になる。
また、タリン港湾でも同様で、年に6回から8回しか経営会議は招集されていないが、ほぼ同様の報酬が支払われている。会議回数が少なめなこともあり、時給計算となると、役員は3700クローン(約
3万1000円)、会長のNeinar Seli氏では4727クローン(約4万円)ということになる、
タリン空港の会長Toivo Jürgenson氏は役員給与として年収8万8800クローン(約74万6000円)で、月に8000クローン(約6万7200円)近くの報酬を得ている。