Baltic State : 波蘭製油所PKN Orlen、原油価格の下落と通貨の下落で損失計上(リトアニア)
ELTAによると、ポーランド最大の製油所PKN Orlen SAが09年第1四半期に原油価格の下落と通貨ズロチの下落でコスト高となり、損失が拡大したという。
同社はリトアニアの製油所マゼイキウ・ナフタ( Mazeikiu Nafta)の親会社である。
損失は、10億9000万ズロチ(約316億1000万円)に達し、昨年の6億2630万ズロチ(約181億6300万円)の黒字から大きく収益を落としてしまった。
当初、ブルームバーグが行ったアナリスト12名の予測では、平均で11億8000万ズロチ(約342億2000万円)の赤字が予測されていた。
売り上げ高は147億ズロチ(約4263億円)にまで落ち込み、昨年同期の売上高179億ズロチ(約5191億円)を大きく下回った。
しかしながら、ポーランドの通貨ズロチは、対ドルで37%、対ユーロで24%年初より弱含んでいる。