Baltic State : エストニア中銀、銀行収益を超える引当金計上を示唆(エストニア)
地元紙Äripäevによると、焦げ付きが目立つようになってきた銀行の融資に対し、中央銀行として、09年度は1年を通して銀行の収益性を焦げ付き及び引当金の引当によって圧迫されると示唆しており、引当金は銀行収益を上回ると懸念を示している。
四半期毎の銀行決算は、融資の状況に大きく左右されており、焦げ付きは予想を大きく超えて膨らんでいる。
エストニア中央銀行のJana Kask氏によると、各行は独自の基準で焦げ付きを処理しており、外銀も現地法人の裁量で引当金を当てているという。