Baltic State : 失業保険基金が枯渇?!(エストニア)
地元紙Eesti Päevalehtが財政難に苦しむエストニア政府としては、赤字が拡大中にある失業保険基金への支援を例え基金の資金が枯渇しても支援する方針にないとAndrus Ansip首相が示唆していると報じている。
現在、同基金では失業保険の雇用者負担分となる保険料率を1%そして従業員負担分を2%にそれぞれ引き上がるか、税金を引き上げ且つ保証額を引き下げるかなどが話し合われている。
同基金は年内にも枯渇するとみられ、8000万クローン(約6憶5600万円)あった資金も使えるのは既に270万クローン(約2214万円)にまで激減している。
現在の保険料負担は、雇用者負担は給与の0.3%、そして従業員負担は0.6%となっている。