Baltic State : エストニア政府、2023年までに原発建設を決定(エストニア)
LETAがエストニア政府が26日に2023年までに原子力発電所一基を建設するとする計画書類2つを承認したと報じた。
エネルギー経済開発計画および電力経済開発計画は、それぞれ2020年および2018年までのエネルギー政策について画かれている。
電力経済開発計画では、今後10年から15年以内の電力生産計画について予測しており、暖房および電力需要を満たす為、2014年度までに現在の発電量200MWを300MWまで引き上げることになっている。
同時にナルバ電力発電所でも発電量引き上げの為のリノベーションに取り掛かり、2015年末までに600MWまで発電量を引き上げるという。
国内発電量を900MWにまで引き上げられれば、当面の国内需要は満たすことができる。
また、原発建設計画は国内に2023年までに1号基を建設する予定で、そのための法律改正も2012年までに済ますことになっている。
エネルギー経済開発計画には、今後、国内のオイルシェルエネルギーの比重は現在の60%から30%にまで減少することが明記されている。