Baltic State : 小売Selver、企業ぐるみで福利厚生制度を乱用か?(エストニア)
地元紙Äripäevによると、大手小売のSelverが社内で福利厚生を騙し取るような契約を社員と故意に結んでいた店長が判明していたにもかかわらず、勝手に社内で処理しようとしていたと報じている。
同紙では、昨年末には犯罪が行われていたことをつかんでいたといい、同社が国税に報告を入れたことで事件が表沙汰となった。
一部の契約では正規社員とされているものの実際にはアルバイト勤務であったり、パート契約に関わらず実際には正社員同様の仕事量と責務をこなしていた。
雇用される側のメリットは、大きな家族手当が得られたり、申告所得が小さいことで脱税していたりといったいろいろな違法行為が横行していたという。
違法な雇用契約を結んでいた店長は既にこの1月に解雇されている。