Baltic State : 健康保険にも予算カットの余波(エストニア)
エストニア政府は今支出の削減に本腰を入れ始めたが、その中には有給の病欠への手当ての見直しまで含まれている。
バルティックタイムズによると、エストニア政府は各種の支出削減策により4億6500万クローン(約34億4100万円)が削減できるという。
既存の病欠手当ては、病欠1日目には支給されないが、2日目からは給与の80%が補償される仕組みになっている。
新案では、病欠手当ては、最初の3日間は支給されず、4日目からの5日間は雇い主が保障し、第9日目以降は保険基金が補償するといった案になっている。
因みに、保険基金の今年の予算は25億6000万クローン(約189億4400万円)となっている。