Baltic State : On Sale、買い手求む!(エストニア)
エストニア航空の株式49%を所有する大株主であるスカンジナビア航空(SAS)がエストニア航空への投資1億クローンを損失計上してでも早々に売却を急ぎたい意向であようだと地元紙Äripäevが伝えている。
同紙によると、既に何社もがエストニア航空買収に興味を示しているという。経営危機が露呈する前にはエールフランス-ルフトハンサ連合、フィンランド航空などが買収に興味を示していたと見られている。
SASでは株式売却額は買い手の意向に沿うという大判振舞いで、如何に売却を急いでいるかが窺える。
今のところ、買収に挙手した企業はなく、最悪の場合は、エストニア政府が国有化に踏み切るものと思われる。