Baltic State : FlyLAL、破綻表明!(リトアニア)
TBTによると、偽装買収成立などで延命を目指したFlyLALがとうとう破綻を表明に至ったという。
先週、既に航空免許を剥奪されていた同社は、長らく巨額債務に悩まされていた。
一時はリトアニア政府も国営化も模索したが、最終的に却下されたことで万事休すとなり、また、スイスの投資会社が買収したと見られたが、結局何の資金も入金されず、結局破綻の道を歩まざる得なくなっていた。
免許剥奪で運行に支障が出たことで、既にチケットの購入を済ませていた顧客へは、他社便に変更することで了承を願い出ていた。
KLMでは、アムステルダム行きチケットを持っているFlyLALの顧客へは既存のチケットの変更も引き受けており、また新たに40ユーロのディスカウントも提供している。
航空便を運行するFlyLALは破綻となったが、その他のメインテナンス整備会社FlyLAL Techniksや地上サービス会社などはそのまま事業は継続を続けるという。
FlyLALのVytautas Kaikaris代表は、今後、同社路線はスカンジナビア航空傘下のエストニア航空が引き継ぐことになると語っており、路線自体はエストニア航空に譲渡されることになる。