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Baltic State : 不動産は供給過多!(エストニア)
投稿者: 編集部 投稿日時: 2009-1-5 2:00:00 (603 ヒット)

不動産業界では現在市場に出回っている住宅数は少なくとも数年間に渡って十分な数に上っており、供給過多の状態にあるという。

地元紙Postimeesによると、住宅販売サイトCity24には現在5万個を超えるマンション、一軒屋、土地などが売りに出されている。

この1年間にマンション価格は国内の殆どの街で大きく値を崩してしまった。価格が最も下落した先としては、ロシアとの国境都市であるナルバ(Narva)が1年前に平米1万1300クローン(約9万1600円)で取引されていたが、今では7100クローン(約5万7600円)と約40%も下落した価格で売買されている。

国土庁資料によると、首都タリンでも2万3154クローン(約18万8000円)したものが今では1万8500クローン(約15万円)にまで下落し、タルトュも1万7182クローン(約13万9400円)から1万5368クローン(約12万4600円)、そしてバケーション先として著名なパルヌでも1万9510クローン(約15万8000円)から1万5297クローン(約12万4000円)にまでそれぞれ下落した。

同紙によると、殆どの不動産会社では今年は更に不動産価格は下落すると見ており、例外としてはタリンの旧市街、サーレマ島のクレサーレの2箇所は値は下がらないという。

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