Baltic State : 旅行券は収賄の常套手段?!(エストニア)
地元紙アリパエブが12月5日に逮捕されたタリン市市政員のIvo Parbus氏が旅行会社Estravelの贈答用クーポン券2万5000クローン(約20万25000円)を賄賂として受け取ったことで逮捕されたと報じている。
公安では、不動産開発会社Merko EhitusのTõnu Korts役員がParbus氏に旅行券(ギフトカード)2万5000クローンを許認可待ちの計画で何らかの便宜を図ってもらう為に渡したと見て、逮捕に踏み切っている。
公安ではParbus氏だけが賄賂を受け取ったとは考えておらず、他にも複数の役人が同様の手口で賄賂を受けていたと疑っている。
今回公安がParbus氏の逮捕に踏み切った背景は、公安がタリン市のクリスティイーン区で副知事を務めるAleksander Raide氏と協力して、Parbus氏を罠に掛けたことでParbus氏の収賄が露呈した。