Baltic State : 消費者委員会、ホテルに為替レートで勧告!(エストニア)
地元紙Eesti Päevalehtによると、消費者委員会がタリンのホテルが法律に反し、公式レートと違う為替レートで料金を請求していると指摘している。
同委員会の指摘では、ホテル料金はエストニア・クローンとユーロで料金提示されているが、その為替交換レートがエストニア銀行の公式レートと大きく乖離しているという。
大手ホテルSAS Radisson Hotelでは、クローン表示の料金はユーロ表示よりもお得で、Nordic HotelsとTallink Hotelsでは、クローンよりもユーロの方が安い価格が表示されている。
当局のHanna Turetski氏は、ホテルは中央銀行の公式レートに基いて料金表示の義務があり、それに反すれば法律違反になると指摘している。
また、Turetski氏は、Swissôtel TallinnやTelegraafについては、料金表示はユーロだけで表示されており、為替レートに関する法律違反は見られないと述べている。